名入れシャンパングラス

【シャンパングラスの特徴】

• リム

  グラスの飲み口の部分で、唇が直接触れる部分です。シャンパンの炭酸が逃げにくいように、リムの口径はより小さく唇に触れる面積に最適化されたものです。

• ボウル

  シャンパンが注がれ貯まる部分です。シャンパングラスのボウルの形状は炭酸の抜けを防ぐために空気触れる面積を最低限に押さえるために細長くなっています。炭酸と一緒にた昇る芳醇な香りをリムに鼻を近づけただけで鼻から喉へと導く為のものです。シャンパングラスによっては注いだ時にシャンパンの炭酸の泡をより綺麗に立ち上がらせるのを楽しむためにボウルの底面にわざとキズをつけているものあります。

• ステム

  シャンパングラスを支える脚の部分です。このステムの役割は、グラスを手にした時にシャンパンの炭酸や味と香りが手の温度によって変わってしまうのを防ぐ為にこのステム部分を持つというのがシャンパンの飲み方のマナーとなっています。しかし、このマナーという点では世界では違うようでボウル部分を持つのが正しいとされいるようです。

• フット

  シャンパングラスをテーブルに置いた時に安定させるためにあります。シャンパンの注ぐマナーとしてはグラスをテーブルに置いたままにして注ぐというのがマナーで、お店などや会食時ではグラスを持ったままだとシャンパンは注がれません。

【シャンパンのマナー】

• 飲む前のシャンパンの準備

  シャンパンは開ける前の準備段階から重要です。それはシャンパンをよく冷やすこと。これはシャンパンボトル内のガスの噴出を抑える意味もあります。温度が高いと二酸化炭素が膨張しガスが抜けやすくなり、風味が落ちてしまいます。
  [適正温度]
  • 甘口のシャンパン : 4℃
  • 辛口のシャンパン : 6℃～8℃

• シャンパンの開け方

  シャンパンはコルク部分にコルクが炭酸ガスで抜けないようにワイヤーで止められています。コルクワイヤーを外すときはボトルを斜めに持ちます。これは、ボトル内のシャンパンが空気にふれる面積を広くする為です。シャンパンが空気にふれている面積が少ないとシャンパン内の泡が出やすくなってしまいます。
  コルクワイヤーを外す際は炭酸ガスによりコルクごと飛ぶ危険性があるので、念のためコルクに手を添えながらワイヤーを外すようにしてください。ワイヤーを外したらコルクをとる開栓になりますが、利き手でない方の手の親指をコルクに当て、中指から小指をつかいボトルの首をしかっりと握ってください。この状態のまま利き手でボトルをゆっくりと回すとシャンパンボトル内の炭酸ガスの圧力によりコルクが少づつ上に押し出されます。
  ボトルを回し続けるとコルクが抜けそうになります。この時にボトルを少し傾けるとボトルとコルクに隙間ができガスが抜けます。ガスが抜けたら静かにコルクを抜く事ができます。

• シャンパンの注ぎ方

  シャンパンは開栓後すぐには注ぎません。ボトル内の泡を落ちつかせる為に少し置きます。注ぐ際は１回でグラスに注ぐのではなく静かに２回、３回と静かに回数を分けて注ぐのが正しい注ぎ方です。
  シャンパングラスに注ぐ量はグラスの約6分目まで注ぐのが目安です。

• シャンパングラスの持ち方

  上記のシャンパングラスの各部名称の「ステム」の項目で書きましたが、シャンパングラスを持つ部分は「ステム」になります。美しい持ち方としては、人差し指と親指で「ステム」を掴み、中指を「ステム」に添えるように持つと美しいとされています。

• 会食時でのシャンパングラスの扱い方

  シャンパンを注がれる際はシャンパングラスをテーブルに置いた状態注がれます。マナーとしては手に持った状態では注がれないので注意してください。女性の場合、シャンパングラスの「リム」に口紅がついてしまう場合があります。ついてしまった場合は、さりげなく指先やナプキンで拭き取っておくのがマナーです。

• シャンパングラスで乾杯する時は

  シャンパングラスは形状からも繊細で壊れやすい物です。グラス同士を当てて音を鳴らす乾杯はマナー違反になります。乾杯のスピーチをする方の目をみてグラスを胸の高さまで上げる動作をするのが正しい乾杯の仕方です。